桃乃富士
最終更新：ID:6wJN/XYhqA 2024年04月29日(月) 21:57:06履歴
プロフィール 
- 生年月日:1969年3月16日
- 四股名:桃乃富士 真一
- 本名:伊福部 真一
- 出身地:北海道札幌市東区
- 最高位:東横綱
- 得意技:上手投げ、右四つ、掛け
- セグメント:E
来歴
2歳の時に父の故郷であった盛岡から札幌に引っ越す。
幼い頃から音楽が好きで、小学校の時にピアノを習ったほか、ドラムを独学で習得した。
栄町中学校では学級代表を3年間務めたほか、吹奏楽部ではクラリネットを担当して副部長も務めた。
成績も優秀で、中学2年生の1学期の定期テストで数学と英語で100点を取った。
高校も進学校である札幌東高等学校に進学し、ESS部で英語力を磨いたほか、趣味でフォークソングを聴いてギターを弾くようになった。
大学は現役で北海道大学経済学部経済学科に進学し、SIerを目指していたが、卒業を間際に控えたときに出羽賢からメールが来てまさかの鳴り物入り。
華奢でありながら真面目で瞬発力もある。
幼い頃から音楽が好きで、小学校の時にピアノを習ったほか、ドラムを独学で習得した。
栄町中学校では学級代表を3年間務めたほか、吹奏楽部ではクラリネットを担当して副部長も務めた。
成績も優秀で、中学2年生の1学期の定期テストで数学と英語で100点を取った。
高校も進学校である札幌東高等学校に進学し、ESS部で英語力を磨いたほか、趣味でフォークソングを聴いてギターを弾くようになった。
大学は現役で北海道大学経済学部経済学科に進学し、SIerを目指していたが、卒業を間際に控えたときに出羽賢からメールが来てまさかの鳴り物入り。
華奢でありながら真面目で瞬発力もある。
幕下まで
1990年九州場所に初土俵。淡白な顔立ちでいきなり話題となり、ファンにチヤホヤされながら稽古を積んだ。
だが天狗になることなく常に謙虚で、z戦略は順調に的中した。
丸3年経った1993年九州場所から弓取り力士となったが、真面目さ・頭脳の優秀さ・投げ技の開花があって5〜6勝を繰り返す。
特に三段目はわずか1場所で通過し、幕下でも4勝3敗が2回ありながら6場所の早さで通過した。
1995年夏場所に東幕下6枚目で6勝1敗の好成績を挙げると、本来なら考えられない奇跡の十両昇進を決め、部屋は盛大なパレードとなった。
弓取り力士の出世しないジングスを破って所要29場所の早さで十両昇進を決めたことになるが、本人は「梯悟親方・金子親方・翡翠親方の指導のおかげだ」と謙虚に振り返った。
また、環富士や出羽貴、出羽賀樓、出羽日向、幌、譜承、緋乃嵐、賢比婆権、賢蝦蟇、賢雄山、海真鶴とともに切磋琢磨したのも後押ししたと語る。
だが天狗になることなく常に謙虚で、z戦略は順調に的中した。
丸3年経った1993年九州場所から弓取り力士となったが、真面目さ・頭脳の優秀さ・投げ技の開花があって5〜6勝を繰り返す。
特に三段目はわずか1場所で通過し、幕下でも4勝3敗が2回ありながら6場所の早さで通過した。
1995年夏場所に東幕下6枚目で6勝1敗の好成績を挙げると、本来なら考えられない奇跡の十両昇進を決め、部屋は盛大なパレードとなった。
弓取り力士の出世しないジングスを破って所要29場所の早さで十両昇進を決めたことになるが、本人は「梯悟親方・金子親方・翡翠親方の指導のおかげだ」と謙虚に振り返った。
また、環富士や出羽貴、出羽賀樓、出羽日向、幌、譜承、緋乃嵐、賢比婆権、賢蝦蟇、賢雄山、海真鶴とともに切磋琢磨したのも後押ししたと語る。
十両時代
1995年名古屋場所に新十両に昇進すると、出羽日向、幌、譜承、緋乃嵐、賢比婆権、賢蝦蟇、海真鶴の7人が付け人となるなど、規格外の人気さを伺い、弓取りも続行した。
新十両で迎えた場所は痛恨の負け越しを経験したが、2場所目では上手投げを連発したことで優勝争いを演じて12勝3敗の好成績を収めた。
3場所目でも投げの相撲が多く、四つにされても手堅かったため11勝4敗と好調で新入幕を決めた。
新十両で迎えた場所は痛恨の負け越しを経験したが、2場所目では上手投げを連発したことで優勝争いを演じて12勝3敗の好成績を収めた。
3場所目でも投げの相撲が多く、四つにされても手堅かったため11勝4敗と好調で新入幕を決めた。
幕内昇進
1996年初場所に新入幕を果たすと、守りの相撲も一際光り10勝5敗の好成績を果たす。だが、千秋楽に敗れたため敢闘賞は受賞できなかった。
2場所目では奇襲戦略が失敗して7勝8敗に終わるも、夏場所・名古屋場所と連続で11勝4敗の好成績を挙げて敢闘賞も連続で受賞した。
特に名古屋場所では2大関も撃破したほか、平幕勢には安定した四つ相撲を見せ、千秋楽の羽黒富士との対決では突き落とす相撲を取って関脇昇進を決めた。
また、関脇昇進の区切りに伴って1996年秋場所から弓取り力士を出羽貴にシフトした。
2場所目では奇襲戦略が失敗して7勝8敗に終わるも、夏場所・名古屋場所と連続で11勝4敗の好成績を挙げて敢闘賞も連続で受賞した。
特に名古屋場所では2大関も撃破したほか、平幕勢には安定した四つ相撲を見せ、千秋楽の羽黒富士との対決では突き落とす相撲を取って関脇昇進を決めた。
また、関脇昇進の区切りに伴って1996年秋場所から弓取り力士を出羽貴にシフトした。
三役昇進＆大関取り
1996年秋場所にいきなり関脇に昇進すると3大関と3人の関脇経験者を撃破し、12勝3敗の好成績となって3度目の敢闘賞受賞にも繋がった。
要因として得意の上手投げと下手投げをしやすい力士に当たったことが挙げられる。
人気も爆上がりし、「敢闘精神あふれる力士」の投票が1場所で2万票も増加した。
翌九州場所では4大関を撃破する波乱を見せ、再び12勝3敗の好成績を挙げた。
2場所で24勝に達したため、「直近場所11勝以上かつ直近2場所で23勝以上」の基準を満たして大関昇進を決めた。
大関昇進を決めたことで4度目の敢闘賞と初めての技能賞のW受賞となった。
国研部屋の大関は1986年九州場所に昇進した牧馬以来2人目の快挙である。
要因として得意の上手投げと下手投げをしやすい力士に当たったことが挙げられる。
人気も爆上がりし、「敢闘精神あふれる力士」の投票が1場所で2万票も増加した。
翌九州場所では4大関を撃破する波乱を見せ、再び12勝3敗の好成績を挙げた。
2場所で24勝に達したため、「直近場所11勝以上かつ直近2場所で23勝以上」の基準を満たして大関昇進を決めた。
大関昇進を決めたことで4度目の敢闘賞と初めての技能賞のW受賞となった。
国研部屋の大関は1986年九州場所に昇進した牧馬以来2人目の快挙である。
大関時代
昇進後〜まさかの角番へ
1997年初場所を以て満場一致で大関昇進を決めたが、牧馬と違ってクールな口上となった。
口上は「謹んでお受けいたします。『冷静沈着』な相撲を取り、謙虚な態度を継続して最上位を目指します」であった。
彼は素質が低く、自身も気づいていたため、冷静で謙虚かつ低姿勢で相撲を取り続けた。
大関で初めて迎えた場所は下位力士を全て封じ、12勝3敗と順調なスタート。
以後も下位力士には安定して勝ち続け、概ね2桁勝利を維持していた。
同部屋の他力士を優先させた1997年夏場所では7日目までに2勝5敗と苦戦したが、p戦略効果で中日から8連勝して10勝5敗に漕ぎ着けた。
ところが名古屋場所では温存戦略で迎えようとするも、出羽貴に破れる波乱となってしまい14日目に負け越しが決まってしまった。
口上は「謹んでお受けいたします。『冷静沈着』な相撲を取り、謙虚な態度を継続して最上位を目指します」であった。
彼は素質が低く、自身も気づいていたため、冷静で謙虚かつ低姿勢で相撲を取り続けた。
大関で初めて迎えた場所は下位力士を全て封じ、12勝3敗と順調なスタート。
以後も下位力士には安定して勝ち続け、概ね2桁勝利を維持していた。
同部屋の他力士を優先させた1997年夏場所では7日目までに2勝5敗と苦戦したが、p戦略効果で中日から8連勝して10勝5敗に漕ぎ着けた。
ところが名古屋場所では温存戦略で迎えようとするも、出羽貴に破れる波乱となってしまい14日目に負け越しが決まってしまった。
2度の綱取りと失敗
角番で迎えた秋場所からは闘志を見せ、これまでとは違った攻めの四つ相撲が目立った。
横綱には勝てなかったが13勝2敗の好成績で綱取りの切符を掴んだ。
ところが九州場所ではレーン部屋が奇襲戦略を打って妨げられ、11勝4敗に終わって綱取りは一旦白紙となった。
1998年初場所ではl戦略に拘らないで挑み、横綱・雲波を撃破する激闘を見せた。惜しくも初優勝とはならなかったが、横綱・稀王将と横綱・雲波に並ぶ14勝1敗の同点を見せつけた。
春場所では13勝以上で横綱が確定するため注目が集まったが、レーン部屋の奇襲戦略に食われて10勝5敗に終わって綱取りは再度白紙に終わった。
横綱には勝てなかったが13勝2敗の好成績で綱取りの切符を掴んだ。
ところが九州場所ではレーン部屋が奇襲戦略を打って妨げられ、11勝4敗に終わって綱取りは一旦白紙となった。
1998年初場所ではl戦略に拘らないで挑み、横綱・雲波を撃破する激闘を見せた。惜しくも初優勝とはならなかったが、横綱・稀王将と横綱・雲波に並ぶ14勝1敗の同点を見せつけた。
春場所では13勝以上で横綱が確定するため注目が集まったが、レーン部屋の奇襲戦略に食われて10勝5敗に終わって綱取りは再度白紙に終わった。
まさかの停滞へ
1998年名古屋場所で2度目の角番が決まってしまうと、強化ptが少なくなった関係で勝ち越すだけで精一杯となった。
温存戦略で徐々に強化ptを回復させようとするも失敗に終わり、1999年夏場所には痛恨の2勝13敗の成績で4度目の角番になるなど苦しい展開が続いた。
温存戦略で徐々に強化ptを回復させようとするも失敗に終わり、1999年夏場所には痛恨の2勝13敗の成績で4度目の角番になるなど苦しい展開が続いた。
3度目の綱取り挑戦で悲願へ
1999年12月に「PRODUCE 101 JAPAN SUMO BGM3」から選ばれた11名が国研系の分家である翡翠部屋に入門することが決まり、負けられない気持ちが再び強くなってさらなる猛稽古。
2000年初場所に得意の上手投げや、得意としない押し相撲など幅広い取り口を実践して悲願の幕内最高優勝を果たした。
春場所も連続で全勝優勝を果たし、悲願の横綱昇進を決めた。
国研一門では出羽貴以来2人目で、31歳0ヶ月での昇進はBGM2以降2位の高齢昇進である。
横綱土俵入りの型は不知火型を選択し、露払い:海真鶴、太刀持ち:千代大樹と選定された。
口語は「初志貫徹」であり、「『PRODUCE 101 JAPAN SUMO BGM3』の11名の分まで責任持って努めなければならない」意味が込められている。
2000年初場所に得意の上手投げや、得意としない押し相撲など幅広い取り口を実践して悲願の幕内最高優勝を果たした。
春場所も連続で全勝優勝を果たし、悲願の横綱昇進を決めた。
国研一門では出羽貴以来2人目で、31歳0ヶ月での昇進はBGM2以降2位の高齢昇進である。
横綱土俵入りの型は不知火型を選択し、露払い:海真鶴、太刀持ち:千代大樹と選定された。
口語は「初志貫徹」であり、「『PRODUCE 101 JAPAN SUMO BGM3』の11名の分まで責任持って努めなければならない」意味が込められている。
横綱昇進後
全盛期・そして99連勝へ
2000年夏場所で横綱に昇進すると、いきなり攻めた投げの相撲を連発して3度目の全勝優勝。
難敵とした同じ一門の横綱・出羽貴には同じ取り口をすることで封印し、互角な展開から逆転して桃乃富士が勝利する激戦も見せた。
大関時代とは別人のような成長ぶりで、押される相撲も無くなっていった。
最終的には2000年の1年全てを全勝優勝で飾ることができ、連勝記録も2001年初場所の9日目までの99連勝を記録した。
これはBGM2時代の雲波(レーン部屋・70連勝)を超え、2・3通算で最高記録である。
2001年は一転してやや苦戦した。
この年は出羽貴が3回優勝しており、譜承も横綱になった関係で自身は1度しか優勝できなかった。
春場所には最後に押し出される展開が多く、痛恨の5敗をしてしまった。
2002年初場所で出羽貴が引退して一時的に気落ちする場面もあったが、夏場所に心機一転して14勝1敗で6場所ぶりの優勝を果たした。
新栄龍戦では珍しく鈍重な押し相撲で勝つなど、技術的にも進歩した場所でもあった。
また、名古屋場所から3場所連続で全勝優勝を果たし、秋場所で優勝回数を大台の2桁に乗せ、第2の全盛期としてBGM3を引っ張っていった。
2001年には笠桃山と文見里も付け人となり、将来の露払い・太刀持ちとしても内定させた。
難敵とした同じ一門の横綱・出羽貴には同じ取り口をすることで封印し、互角な展開から逆転して桃乃富士が勝利する激戦も見せた。
大関時代とは別人のような成長ぶりで、押される相撲も無くなっていった。
最終的には2000年の1年全てを全勝優勝で飾ることができ、連勝記録も2001年初場所の9日目までの99連勝を記録した。
これはBGM2時代の雲波(レーン部屋・70連勝)を超え、2・3通算で最高記録である。
2001年は一転してやや苦戦した。
この年は出羽貴が3回優勝しており、譜承も横綱になった関係で自身は1度しか優勝できなかった。
春場所には最後に押し出される展開が多く、痛恨の5敗をしてしまった。
2002年初場所で出羽貴が引退して一時的に気落ちする場面もあったが、夏場所に心機一転して14勝1敗で6場所ぶりの優勝を果たした。
新栄龍戦では珍しく鈍重な押し相撲で勝つなど、技術的にも進歩した場所でもあった。
また、名古屋場所から3場所連続で全勝優勝を果たし、秋場所で優勝回数を大台の2桁に乗せ、第2の全盛期としてBGM3を引っ張っていった。
2001年には笠桃山と文見里も付け人となり、将来の露払い・太刀持ちとしても内定させた。
低迷〜引退
だが、強化ptが枯渇してきた関係で2003年からは低迷が始まり、春場所には9勝止まりに終わった。
その後も優勝争いは出来るものの単独トップには立てず、身体の衰えが顕著となった。
土俵際の粘りが徐々に失われ、蓮台賢や常冠�兇砲△辰気衂蕕韻討靴泙Δ茲Δ砲覆辰討い辰拭�
最後の一花を咲かせたのは2004年春場所で、峰祐山(平熊)との優勝決定戦を制して12度目の幕内優勝を手に入れた。
2004年夏場所で強化ptが完全に枯渇し、勝ち越すことすら出来なくなった。
夏場所では4勝止まり、名古屋場所では3勝12敗の悲惨な成績に終わり、規定によって強制引退。
最後の場所では新入幕を果たした直弟子の笠桃山に露払いを指名し、1場所限りだが恩返しさせることができた。
通算関取在位数は55場所で、阿和乃雪が保持していた部屋最長記録とタイで並んだ。
35歳4ヶ月での引退はBGM2以降の横綱で最高齢であり、部屋で見ても理央誕期の35歳6ヶ月に次ぐ高齢引退となった。
引退後は元関脇・貴住衆から譲渡された「白鷺」を襲名し、総緒部屋の部屋付き親方として指導する。
また、2004年秋場所で笠桃山に自身の四股名を譲渡し、2代目「桃乃富士」へと改名させた。
さらに、今後の理事長候補としても期待される。
その後も優勝争いは出来るものの単独トップには立てず、身体の衰えが顕著となった。
土俵際の粘りが徐々に失われ、蓮台賢や常冠�兇砲△辰気衂蕕韻討靴泙Δ茲Δ砲覆辰討い辰拭�
最後の一花を咲かせたのは2004年春場所で、峰祐山(平熊)との優勝決定戦を制して12度目の幕内優勝を手に入れた。
2004年夏場所で強化ptが完全に枯渇し、勝ち越すことすら出来なくなった。
夏場所では4勝止まり、名古屋場所では3勝12敗の悲惨な成績に終わり、規定によって強制引退。
最後の場所では新入幕を果たした直弟子の笠桃山に露払いを指名し、1場所限りだが恩返しさせることができた。
通算関取在位数は55場所で、阿和乃雪が保持していた部屋最長記録とタイで並んだ。
35歳4ヶ月での引退はBGM2以降の横綱で最高齢であり、部屋で見ても理央誕期の35歳6ヶ月に次ぐ高齢引退となった。
引退後は元関脇・貴住衆から譲渡された「白鷺」を襲名し、総緒部屋の部屋付き親方として指導する。
また、2004年秋場所で笠桃山に自身の四股名を譲渡し、2代目「桃乃富士」へと改名させた。
さらに、今後の理事長候補としても期待される。
相撲の特徴
基本はやや守りの相撲であるが、得意技は上手投げと下手投げである。四つでじっくり粘ってからスローかつ滑らかに投げる相撲を得意としている。
突き押し相撲には滅法弱く、「ツキジョニ」と揶揄された程であった。十両時代まではあっさり負けることが多かったが入幕してからは耐性がついている。
稀に変化する取り組みもあるが強引な叩きはせず、綺麗に渡し込む相撲を取っている。
一方で出羽貴を苦手としており、横綱に上がるまでは桃乃富士の黒星先行であった。
2000年初場所では桃乃富士が得意としない押し相撲で自ら勝利を飾り、6回ぶりに白星を挙げることが出来た。
横綱昇進後は互角の対戦結果となり、切磋琢磨の戦いが続いた。
突き押し相撲には滅法弱く、「ツキジョニ」と揶揄された程であった。十両時代まではあっさり負けることが多かったが入幕してからは耐性がついている。
稀に変化する取り組みもあるが強引な叩きはせず、綺麗に渡し込む相撲を取っている。
一方で出羽貴を苦手としており、横綱に上がるまでは桃乃富士の黒星先行であった。
2000年初場所では桃乃富士が得意としない押し相撲で自ら勝利を飾り、6回ぶりに白星を挙げることが出来た。
横綱昇進後は互角の対戦結果となり、切磋琢磨の戦いが続いた。
エピソード
中学校時代
中学校時代は吹奏楽部で2年間副部長を務めており、2年生の秋に部長昇格を推薦された。
だが副部長でなかったホルン担当の男子が立候補したため、部長とはならなかった。
だが親友が伝達不足で「彼が断った」と言ってしまったことから、辞退した、との誤った情報が広まってしまった。
だが副部長でなかったホルン担当の男子が立候補したため、部長とはならなかった。
だが親友が伝達不足で「彼が断った」と言ってしまったことから、辞退した、との誤った情報が広まってしまった。
高校時代
高校時代は一転してクールで真面目な生活を送っていた。
進学校だったが数学で苦労したため、1人で勉強することがメインとなった。
この頃から環富士や出羽賀樓の存在は知っていたが、軽く話し合う程度でまさか力士として再会するとは思わなかったと言う。
進学校だったが数学で苦労したため、1人で勉強することがメインとなった。
この頃から環富士や出羽賀樓の存在は知っていたが、軽く話し合う程度でまさか力士として再会するとは思わなかったと言う。
大学時代
北海道大学に進学した彼は英文学を学びたかったが、学力の伸び悩みで総合文系として入学したことから、第2希望の経済学部に所属することになった。
卒業論文で発想力と提案力を磨き上げたことで、SIerを目指すようになって大手企業から6社内定が来ていた。
大学4年生の10月に出羽賢からスカウトが来た。当初は不審に思って確認したところ、ゼミの先輩が俊葉山と同級生だったことが判明し、俊葉山の電話経由で出羽賢がメールをしたと言う。
卒業論文で発想力と提案力を磨き上げたことで、SIerを目指すようになって大手企業から6社内定が来ていた。
大学4年生の10月に出羽賢からスカウトが来た。当初は不審に思って確認したところ、ゼミの先輩が俊葉山と同級生だったことが判明し、俊葉山の電話経由で出羽賢がメールをしたと言う。
脅威のストイックさ
入門時は体重が80kgしかなく一番華奢だったため、当初は誰からも期待されなかった。
当時の素質は環富士が一番優れていると思われていたほか、全く成長できていなかった出羽貴にも負けるほどだった。
だが知らない人だと思って接したら6年ぶりに環富士と出羽賀樓と再会したことが判明して関係を深めていったことで猛稽古をするようになった。
他の力士よりも圧倒的な稽古量を測り、羽黒富士に指導されて投げを得意とするようになった。
十両にいる頃までは突き押し相撲に対処できなかったものの、環富士・出羽賀樓・出羽貴の同級生同士でぶつかり合って耐性をつけていった。
さらに入幕してからは転がり落ちる相撲が無くなって、四つ相撲の重みも幾分と増した。
理由として羽黒富士や環富士と1日に50番以上もぶつかり稽古を行った甲斐があるとされる。
いきなり関脇に昇進すると、2場所連続で12勝3敗の好成績を挙げて大関となったが、背景には元・俊葉山の鬼道親方の指導も影響している。
突き押し相撲に滅法弱く、四つにされると苦労していたが、先に四つにさせない鬼道親方のテクニックを身につけ、突き押し相撲の4大関を切り返すほどに成長した。
2000年代に入ってからは「PRODUCE 101 JAPAN SUMO BGM3」の11名と親密になり、特に笠桃山や文見里に恥ずかしい思いを見せてたくないと感じてほぼ不眠で稽古に取り組んだ。
そのことから「脅威のストイックさを持つ」と評されるようになった。
当時の素質は環富士が一番優れていると思われていたほか、全く成長できていなかった出羽貴にも負けるほどだった。
だが知らない人だと思って接したら6年ぶりに環富士と出羽賀樓と再会したことが判明して関係を深めていったことで猛稽古をするようになった。
他の力士よりも圧倒的な稽古量を測り、羽黒富士に指導されて投げを得意とするようになった。
十両にいる頃までは突き押し相撲に対処できなかったものの、環富士・出羽賀樓・出羽貴の同級生同士でぶつかり合って耐性をつけていった。
さらに入幕してからは転がり落ちる相撲が無くなって、四つ相撲の重みも幾分と増した。
理由として羽黒富士や環富士と1日に50番以上もぶつかり稽古を行った甲斐があるとされる。
いきなり関脇に昇進すると、2場所連続で12勝3敗の好成績を挙げて大関となったが、背景には元・俊葉山の鬼道親方の指導も影響している。
突き押し相撲に滅法弱く、四つにされると苦労していたが、先に四つにさせない鬼道親方のテクニックを身につけ、突き押し相撲の4大関を切り返すほどに成長した。
2000年代に入ってからは「PRODUCE 101 JAPAN SUMO BGM3」の11名と親密になり、特に笠桃山や文見里に恥ずかしい思いを見せてたくないと感じてほぼ不眠で稽古に取り組んだ。
そのことから「脅威のストイックさを持つ」と評されるようになった。
成績表
| - - - | 初場所 | 春場所 | 夏場所 | 名古屋場所 | 秋場所 | 九州場所 |
| 1990年 | (前相撲) | |||||
| 1991年 | 東序ノ口67枚目 3-4 | 西序ノ口39枚目 4-3 | 東序二段196枚目 5-2 | 東序二段108枚目 0-7 | 西序ノ口50枚目 3-4 | 東序ノ口33枚目 3-4 |
| 1992年 | 東序ノ口33枚目 3-4 | 西序ノ口30枚目 4-3 | 西序二段196枚目 3-4 | 西序ノ口5枚目 2-5 | 西序ノ口40枚目 4-3 | 東序二段206枚目 3-4 |
| 1993年 | 東序ノ口12枚目 3-4 | 西序ノ口21枚目 2-5 | 東序ノ口32枚目 4-3 | 東序二段200枚目 3-4 | 西序ノ口2枚目 2-5 | 西序ノ口45枚目 6-1 |
| 1994年 | 東序二段107枚目 5-2 | 東序二段28枚目 6-1 | 西三段目36枚目 5-2 | 西幕下60枚目 5-2 | 西幕下36枚目 4-3 | 東幕下30枚目 4-3 |
| 1995年 | 西幕下24枚目 6-1 | 西幕下6枚目 4-3 | 東幕下6枚目 6-1 | 東十両14枚目 7-8 | 西十両14枚目 12-3 | 東十両6枚目 11-4 |
| 1996年 | 西前頭14枚目 10-5 | 西前頭7枚目 7-8 | 西前頭5枚目 11-4 敢 | 東前頭筆頭 11-4 敢 | 東関脇 12-3 敢 | 東関脇 12-3 敢技 |
| 1997年 | 西大関3 12-3 | 西大関 11-4 | 東大関2 10-5 | 東大関2 7-8 | 東大関3 13-2 | 東大関 11-4 |
| 1998年 | 東大関 14-1 | 東大関 10-5 | 西大関 9-6 | 西大関 7-8 | 東大関3 8-7 | 西大関3 9-6 |
| 1999年 | 東大関2 5-10 | 西大関2 9-6 | 東大関3 2-13 | 東大関4 8-7 | 東大関3 9-6 | 西大関3 9-6 |
| 2000年 | 東大関 15-0 優勝 | 東大関 15-0 優勝 | 東横綱 15-0 優勝 | 東横綱 15-0 優勝 | 東横綱 15-0 優勝 | 東横綱 15-0 優勝 |
| 2001年 | 東横綱 13-2 | 西横綱 10-5 | 西横綱 15-0 優勝 | 東横綱 13-2 | 東横綱 11-4 | 西横綱 14-1 |
| 2002年 | 東横綱 12-3 | 西横綱 10-5 | 西横綱 14-1 優勝 | 東横綱 15-0 優勝 | 東横綱 15-0 優勝 | 東横綱 15-0 優勝 |
| 2003年 | 東横綱 10-5 | 西横綱 9-6 | 西横綱 12-3 | 西横綱 12-3 | 西横綱 12-3 | 西横綱 10-5 |
| 2004年 | 西横綱 11-4 | 西横綱 13-2 優勝 | 東横綱 4-11 | 西横綱 3-12 引退 |
五段階チャート
パワー 3.5
立合い 4.6
突き・押し 1.8
四つ 3.9
変化 4.3
投げ 4.8
掛け・捻り 4.3
波乱度 3.6
スタミナ 4.1
メンタル 3.7
粘り 4.4
経験 3.2
※ただし「変化」はptが高いほど変化しないことを示す
立合い 4.6
突き・押し 1.8
四つ 3.9
変化 4.3
投げ 4.8
掛け・捻り 4.3
波乱度 3.6
スタミナ 4.1
メンタル 3.7
粘り 4.4
経験 3.2
※ただし「変化」はptが高いほど変化しないことを示す
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